2009年5月2日土曜日

ビバーク考(1):ビバーク判断について


体力の温存

無理な行動はしない。体力の消耗は急速だが、回復は遅い。疲れれば疲れるほど、回復には時間がかかる。基本は疲れを感じる前に即休む。普段より疲れを感じたら判断ミスがあったとし、原因を解明すること。

必ず余裕がある段階でビバークに入ること。

ビバーク判断基準

日没

あらかじめ夜間移動を想定していないときは、どんなに遅くとも日没2時間前までに移動を停止すること。午後3時には、ビバーク地を探し始める。

時計がない場合、および稜線に囲まれその地点の日没時間がわからない場合は、指の幅で日没までの時間を予測する。両手目いっぱい伸ばした状態で手のひらを太陽に向け、稜線と太陽下部の間に親指を除く8本の指が入ると、およそ日没2時間前となる。(指一本が約15分だと覚えておけばよい)

天候

悪天の場合は無理に行動しない。

体力

疲れを感じたら即休む。